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パレスチナでの活動

子どもの栄養改善支援(ガザ地区)

JVCパレスチナ事業
2016年8月29日 更新

東京23区よりも面積が小さい(40キロ×10キロ)、パレスチナ・ガザ地区では、2007年以降、イスラエルによる封鎖がさらに厳しくなり、人や物資の移動が厳しく制限されています。また繰り返されるイスラエルからの軍事攻撃によって、経済は壊滅状態にあり、2015年2月現在、働ける大人の2人に1人は失業し、人々のうち5人に3人が食料不足といわれます。

貧血、くる病などに苦しむガザの子どもたち貧血、くる病などに苦しむガザの子どもたち

この様な厳しい情勢の影響を特に受けているのは子どもたちと言われています。例えばガザの子どもたちの栄養失調や貧血の割合は非常に高く、2014年の国連レポートは2歳以下の子どもの60〜70%が貧血であると報告しています。恒常的な栄養不良は長期的な発育にも悪影響を及ぼし、子どもたちの健全な成長の機会を奪っています。

JVCはこうした状況を受け、2003年から、国際NGOや現地NGOと協働で、子どもの栄養改善事業を行っています。これまで、幼稚園児への鉄分強化牛乳と栄養ビスケットの提供子どもたちの栄養不足を補うための養鶏事業などを行ってきました。

活躍する女性ボランティアたちと活躍する女性ボランティアたちと

また、2011年からは、母子の栄養改善に特化した活動を行う現地NGOであるArd El Insan(AEI:人間の大地)とともに、子どもの栄養状態を改善するための教育を中心とした活動を行ってきました。

AEIの保健師やボランティアの意思を尊重しながら、栄養失調予防の知識と活動が地域に根付き、将来を担う子どもたちを守っていく「仕組み」作りの支援を行っています。

活動概要

 2013年4月から、現在まで「子どもの栄養改善のための教育事業」を、ガザ地区北部のジャバリヤ市ビルナージャにて行っています。2016年は、AEIと地域の女性ボランティアとともに、年間約5,000人の母親・子どもの世話をする家族と、約2,400人の子どもたちを支援対象としています。

事業を始めてから今年で4年、事業開始当時から関わっている女性ボランティアからは様々な反響が寄せられています。「夫は何故無給で働いているのか理解できないと言いますが、私は家に籠もらず外に出て働けることに喜びを感じています。人とふれあって役に立つことで、自分の価値を認められるのはうれしいことです。」
「父は病気で亡くなり、兄と姉は空爆によって殺されました。こうやって外に出る仕事に巡り合え、自分は普通の生活を取り戻し、悲しみから逃れる事ができました。」

子どもたちの健康、そして自分たちの尊厳を守るために、個々人や地域社会全体ができることはたくさんあります。ガザのボランティアさんたちが日々積み重ねていく活動が少しずつ地域社会に根付き、そしてガザの将来を担う子どもたちを守っていくための「仕組み」となること。
現地で力強く生きようとする人を支えて、共に歩んでいくこと。これらを大切にしながら、JVCは活動を続けています。

 

(プロジェクトの詳細についてはこちらの資料をご確認ください)

JVCが、ガザ地区で過去に実施した事業については、「過去の事業」をご覧ください。

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