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タイでの活動

タイの農村と農業の変遷

タイ事業担当 宮田 敬子
2011年5月18日 更新

小規模農業から大規模農業へ

タイの古くからの言葉に「田に米あり、水に魚あり」という言葉があります。これは、タイの農村の暮らしがいかに豊かであるかを象徴しています。かつては村の中で経済が循環しており、衣食住医の全てを村の中で賄っていました。1960年代に国内のインフラが整備されると、外貨取得のために森林が伐採され、麻、トウモロコシ、キャッサバ、サトウキビなどの換金作物の栽培が始まりました。現在では、多くの農民が換金作物で得たお金で生計を立てています。

借金を負いながらの農業

タイ政府が推進している、売ることに特化した農業は、農民の主体性を失わせることとなりました。農作物の販売は農民ではなく、その作物を奨励する業者が行なうということが前提となりました。農民がつくる農作物は全て仲介業者を通して売られるため、農民であるにも関わらず、自分たちが消費する作物のほとんどを自分で作らず、外部から購入するというような不自然な流通形態が定着しました。消費面での支出が増えた上に、耕運機などの耐久消費財による支出も加わり、その結果、農民の借金という新たな問題が深刻化しました。 さらに、農薬による農民自身の健康被害も問題になっています。

持続的な社会に向けての活動

タイの農村においては近代農業への代案として、有機農業、複合経営農業、森林農業に取り組む農民たちが存在しています。不安定さを増すタイの農業と農村、農民の暮らしに安定を取り戻し、確かなものにするには、こうした環境保全型の農業が広がっていくことが重要であると考えられます。タイでは、王室や行政、NGOがそのような農業を推進してきた背景があります。農村で暮らしていける社会を作るため、様々な農民グループがタイ全国で立ち上がり、政府への提言なども行なっています。

豊かな暮らしを作っていく活動へ。
「農を通したタイと日本の学びあいを目指して」

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