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NGO女子徒然日記の記事一覧

こんにちは。広報担当の大村です。この度、JVCアラサー女子スタッフ3人で、期間限定ブログ記事を掲載することにしました(2016年5月まで延期)。今まで、アラサー女子ならではの(?)悩みやいま関心のあること、思うことを定期的に話し合ってきた私たち。せっかくなので、期間限定ではありますがブログで中身を公開して、皆さんに読んでいただこう! という試みです。悩み、時に過度に突っ走りながら奮闘する私たちの等身大の気持ちを発信できればと思います。あたたかく見守っていただけると嬉しいです。

  • 広報担当:大村真理子【写真左】 1984年生まれ職員2年目。一言であらわすと? →芯が強めの天然系(並木)、大胆で我慢強い人(加藤)
  • パレスチナ事業担当:並木麻衣【写真中央】 1984年生まれ職員3年目。一児の母。一言であらわすと? →小悪魔系人妻(大村)、よく考えよく働く人(加藤)
  • アフガニスタン事業担当:加藤真希【写真右】 1986年生まれ職員4年目。一言であらわすと? →清らか(大村)、女子力高めの冒険家(並木)

私のおうちは文化センター メキシコ滞在記【1】編のつづきです。

半年間メキシコで研修を受ける機会を得た私の活動計画では、女性グループや先住民グループなど、各地の市民社会組織で活動している人たちに向けた合宿型のワークショップに参加することを主要目的の一つとしていました。このワークショップの大きなテーマは三つ。市民社会組織(CSO)の強化、アグロエコロジー(有機農業)、そしてコミュニケーション。期間はなんと5ヶ月に亘ります。もちろん毎日というわけではなく、1週間の合宿を毎月実施するプログラムで、6月に始まり10月が最終月、これはトウモロコシの種を撒いてから収穫する時期にも重なっています。

その三つのテーマ全てに関係してくるワークショップの重要な要素として、「ミスティカ」というものがありました。このスペイン語を直訳すると、「儀式」となるのですが、どうもニュアンスが違うような気もするので、ここではそのまま使います。

東西南北の方角には水、風、火、土が表象されているらしい。諸説あり。東西南北の方角には水、風、火、土が表象されているらしい。諸説あり。

ワークショップの初日、最初のプログラムがこのミスティカでした。私にとっては初めての経験です。何かというと、『今日一日この場所を使わせていただきます』と大地・自然に対する敬意を払う行為で、メキシコの先住民の伝統でもあります。(グアテマラでも見かけました。)形式は様々あると思いますが、私たちは基本のエレメントとして、火、風、水、土を象徴するアイテムを並べ、一人ひとりが何かお供えしたいものを持ち寄っていました。花や葉っぱだったり、自分にとって大事なものや食べ物を置く人も。何に思いを込めるかは自由です。

炭と松ヤニで火を起こす。独特のアロマが立ち上る。炭と松ヤニで火を起こす。独特のアロマが立ち上る。

ミスティカは、自然への深い敬意を表す行為であると同時にコミュニティ形成の場でもあります。ワークショップに参加してくる人のバックグラウンドは本当に様々で、あらゆる地域から、活動分野が違う仲間が集い、得意分野もばらばら。年齢層も広い。そのような多様な集まりが輪になり、誰かのリードで自然に対して感謝の意を述べ、このワークショップを通じて多様性を尊重するコミュニティを築きます、という誓いのような言葉をかけます。誰かが何かを共有したければその場にもなります。詩を詠んだり、歌ったり、思い出を紹介したり、悩みを打ち明けたり、なんでも。怒りも、涙も、喜びも、ここでたくさん共有されました。9月にメキシコが大地震に見舞われたときも特別にミスティカを行い、火を見つめながら皆で犠牲者への冥福を祈り、支援方法を考え、私達の生活(自然との向き合い方)を振り返りました。

誰かが誰かの上に立つのではない。常に輪になって並ぶ誰かが誰かの上に立つのではない。常に輪になって並ぶ

ミスティカは毎朝、日が昇る前に始め、ちょうど太陽が顔を出す頃に終えて、スピリチュアルに気持ちをリフレッシュしたその足で畑に出て大地を耕す、という日々でした。

私は正直、初めの頃は毎朝1時間もかけてこの儀式を行うことにどれだけの意味があるのか半信半疑というか、とってつけた感のようなものを持っていたのですが、だんだんと、このスピリチュアルな時間の意義を感じるようになってきました。ワークショップではとにかく動き、議論し、成果物を作り出す作業が盛り沢山です。よくよく考えてみると、そこでフル回転するのは頭と体。でも、ミスティカでは、心を使います。自然と自分、そして自分と人との繋がりを想像して感じる場所です。静かな夜明け前、皆でちらつく炎と立ち上る煙を見つめていると、先住民族の人たちがかつてより大切にしてきた大地との向き合い方が視えるような気がしてくるのでした。

夜明け前から火を起こす。夜明け前から火を起こす。

「儀式」「スピリチュアル」と言うと、少しいかがわしい印象を抱く人もいるかもしれません。けれど実際はそこまで特別なことではなく、全員で準備・片付けをし、身近な植物などをお供えする、日常生活の一部として馴染んだものでした。犬がお供え物を食べてしまった事件も何度か発生したり、寝坊して参加しない人が出てきたり、とても世俗的でもありました(笑)。どんな形式であっても、自然に思いを馳せたり、人間の繋がりを感じてみたりという"心"を使う余裕を、もっと持ちたいなと感じます。

マヤ文明で重要なシンボルであるマヤ文明で重要なシンボルである"豹"の人形がお供え物として置かれていたときも

【NGO女子徒然日記】
今更ながら、「N女」のはなし

広報担当 大村 真理子
2017年10月31日 更新

こんにちは。広報担当の大村です。「NGO女子徒然日記」、久々の更新です。2015年からはじめたこの日記、最後の砦の加藤も30歳になり、すでに「女子」でもない気がしていますが、気にせず更新したいと思います。

【NGO女子徒然日記】
私のおうちは文化センター メキシコ滞在記【1】

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2017年7月25日 更新

こんにちは。アフガニスタン事業担当の加藤です。現在、メキシコでも首都に次ぐ都市・グアダラハラに住んで早2ヶ月を迎えようとしています。アフガニスタンの治安・情勢が非常に不安定で駐在や出張が叶わないこともあり、現場感覚を少しでも養いたいという思いから、以前住んでいたメキシコにあり、ラテンアメリカで地域開発・オルタナティブ教育分野で実績のある現地の市民団体と連絡を取り、半年間、研修で受け入れてもらうことになりました。

私の研修中は、竹村がアフガン事業を守ってくれています!私の研修中は、竹村がアフガン事業を守ってくれています!

メキシコ国内外で複数のネットワークを構成している団体なので、中南米・カリブ海地域の国々との交流も盛んです。JVCで5年間、アフガニスタンの仲間たちを通じてイスラム文化に触れてから再度ラテンアメリカに来てみると、この地域の新たな魅力にもたくさん気付かされている日々です。活動内容もかなり興味深いのでまた後ほど報告するとして、今日は私が住んでいる不思議なおうちを、少しご紹介。個人的な日記調でお届けします。

【NGO女子徒然日記】
半年のワーママ海外単身赴任で、肩の力が抜けたお話

パレスチナ事業担当 並木 麻衣
2017年6月20日 更新

こんにちは、パレスチナ事業担当の並木です。

同僚が撮ってくれた、ガザ訪問中の筆者同僚が撮ってくれた、ガザ訪問中の筆者

2016年6月から12月、そして2017年2月から4月まで、エルサレムでの現地駐在/長期出張に行っておりました。その間、だんなくん(配偶者のことをこう呼んでいます)と2歳の娘は日本でお留守番。つまり単身赴任です。
出発前には、こんな記事を書いていました。駐在が終わった今、家族や自分のキャリアという視点から、改めて単身赴任のことを振り返ってみたいと思います。

地元の逗子市(神奈川県)が熊本市、名古屋市に続く国内3つめの「フェアトレードタウン」に認定されました。行政、企業、市民団体などが一体となり、まちぐるみでフェアトレードの輪を広めようと取り組んでいる自治体を「フェアトレードタウン」といい、6つの条件を満たして初めて認定される仕組みです。逗子市は、5年前から「逗子フェアトレードタウンの会」という市民団体が認定を目指して取り組みをはじめ、このたびの認定に。私自身はイベントのお手伝いしたり勉強会に出るくらいしか関われませんでしたが、あっという間に行政や商店街を巻き込みながら進む会のパワーにいつも圧倒されていました。

こんにちは、パレスチナ現地駐在員の並木です。7月10日は選挙でしたね。エルサレムに引っ越しをしたばかりの私は投票に行けず、日本よりも6時間遅い時差を隔てながら、NHKのネット中継を見ていました。

結果を見て、同僚女子たちとチャットをしながら思い出したことがあります。それは、大学の授業で教わった、近現代のヨーロッパ史の内容でした。ナチス・ドイツが、どうやって人々の間に亀裂を作ったのか。ヒトラーが、どういう話法で人々の心を動かしたのか。そういったことも、授業で学ばせてもらったのを覚えています。

【NGO女子徒然日記】
火は上手に燃せるようになったのか?

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2016年7月 4日 更新

7月が始まりました。2016年が早くも折り返しを過ぎたことに若干の焦りを感じつつ、刺繍がなかなか進まないと言っていた大村の前回の投げかけに続き、私も年始に立てた目標を振り返ってみます。

【NGO女子徒然日記】
ワーキング・ママ、海外に単身赴任します

パレスチナ現地調整員 並木 麻衣
2016年6月20日 更新

こんにちは、パレスチナ事業担当の並木です。
一児(もうすぐ2歳の女の子)の母ですが、6月半ばから念願叶って、パレスチナ・エルサレムに赴任しています。半年間の単身赴任です。
「子ども置いてくの?!」という当然の質問のほか、よく訊かれることがあります。おそらく、日本ではあまり多くは聞かないケースだと思います...ということで、せっかくなので、ちょっとまとめてみたいと思います(笑)。

【NGO女子徒然日記】
やっぱり刺繍が好き!

広報担当 大村 真理子
2016年5月19日 更新
縦140cm、横90cmの大作です縦140cm、横90cmの大作です

先日、カンボジア駐在員の稲垣と一緒に、刺繍の展示に行ってきました。私も稲垣も刺繍製品が大好き! すばらしい手仕事に、興奮しっぱなしでした。

まず目に入ったのは、メキシコの色鮮やかなタペストリー! この色使い、この配置、なんて生き生きしているんでしょう。鳥が、花が、葉が、布を所狭しと踊っています。すべて、手刺繍。本当に素晴らしい文化です。

【NGO女子徒然日記】
お祭りの思い出 ~豊かさとは?~

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2016年4月 6日 更新

春がやってきました。だんだんと温かくなって新緑が春の日差しに美しく映えるこの時期、いつも思い出すできことがあります。それは、あるメキシコの村で見たお祭りです。

20代前半のころ、メキシコの大学で地域開発マネジメントというコースを学んでいました。学生が4-5人のチームを組んで、大学がある街から少し離れたコミュニティを行き来し、その地域の人々とともに生活をより良いものにするためのプロジェクトを計画・実施する実践型のコースでした。当然コミュニティによって、貧困であったり社会的差別だったり、直面している課題は異なります。

私は、先住民族の人々が伝統的な暮らしを続けつつ、都市部やアメリカへの出稼ぎが多く出ているような村で、家畜を育てながら共同で所得向上を目指すというプロジェクトに参加しました。先住民族地域と言っても、人々は民族の言葉だけでなく公用語のスペイン語も流ちょうに話し、テレビや冷蔵庫といった近代的なものを使っている家も多く、伝統的な生活スタイルもどんどんと変わってきています。

サボテンの道をてくてく歩いて調査したものですサボテンの道をてくてく歩いて調査したものです
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