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南アフリカ

【南アフリカ出張記①】ただいま年次計画会議中!

皆さん、こんにちは。南アフリカ事業担当の渡辺です。現在、JVCの「地域開発グループ」スタッフたちは各国現地事務所に出張して、年次計画会議をしています。年次計画会議は毎年度末に行われるもので、今年度の振り返りと、次年度の計画や予算立案を事業ごとに行います。私も、南アフリカ事務所で現地スタッフとともに会議に勤しむ日々。2017年度の振り返りで「11月の家庭菜園研修活動は他にあったはずだぁ~」と記録を菜園研修担当スタッフのフィリップが必死に探すなんてドタバタもありつつ(写真1枚目/その後、記録は無事見つかりました)、2018年度以降の活動について話すなか、南アフリカが抱える課題について、ローカルスタッフのドゥドゥとモーゼスが繰り返し出てくる「Poverty(貧困)」について「"povertyが問題"って言うけど具体的にどんな状況を指しているの?」という渡辺の質問を受けて議論したり(写真2枚目)など、みんな真剣です。

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(苦笑いする渡辺と、必死なフィリップ)

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(左がドゥドゥ、右がモーゼス)

南アフリカのハッピーバレンタイン

初日からグイグイ飛ばして議論をし、全員が疲れ切ったところで「甘いものが食べたい・・・」
と感じて、当日がバレンタインデーであることを思い出しました。南アフリカでは、バレンタインデーは男性から女性にプレゼントするという素敵な日です。そこで男性スタッフのモーゼスとフィリップの帰り際、「今日バレンタインデーだったけど何もなかったなぁ~」と言ってみたら・・翌朝、モーゼスが庭になるマンゴーを、フィリップが自分で植えているメイズを大量に持ってきてくれました。今年、南アは干ばつで、全く収穫できない家庭もあるくらい不作だそうですが、「確かに昨年よりはかなり収穫量が低いけど、ちょっとは採れた。伝統的な種子はこういうときに強いんだよ」とフィリップ。
ドゥドゥは「私はケーキがほしかったのに!!」と文句を言っていましたが(笑)、私には、二人の気持ちが伝わるとても嬉しいプレゼントでした。 ドゥドゥも、「メイズは新鮮なうちにゆでないとおいしくない!」と早速調理し始めて、カメラを向けたら「ハッピーバレンタイン!!」とポーズを決めてくれました。

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モーゼスからのプレゼントのマンゴー。3種類あるのがわかりますか

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フィリップが植えたメイズ。黄色と白っぽいのと2種類あります。

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日本の皆さんにバレンタインメッセージをとのことです(遅ればせながら・・)。

JVCの活動地では「放っておいても育つ」マンゴーは4種類、フィリップが毎年保存している伝統的な種子を植えてつくったメイズは2種類あります。どれもとってもおいしくて、特別なことをしなくても、お金をかけなくても、こういうものがぱぱっと手に入る生活ってやっぱり豊かだなぁと思った次第です。 

次回は南アフリカのご飯についてご紹介したいと思います。

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