REPORT

日本 カンボジア

ため池、喜びの完成報告会

カンボジアから大村です。今日は、ため池の完成報告会のレポートをお届けします。

先日更新した掘削完了の日から数日後。正直、完成報告などしなくとも、村の方は皆さん、掘削が終わったことをご存知なのですが(口コミで広がる)、改めて利用方法などを確認するいい機会にもなるので、完成報告会を行いました。

まずは、ご覧ください。このノリノリ写真・・・!

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とにかく皆さん喜んでくださり、40℃をこえる暑さの日だったのですが、楽しんで写真撮影に望んでくれました。とはいえ、撮影者(大村)のミスで、何がなんだか分からない集合写真もあり、皆さんには申し訳ないことをしてしまったのですが・・・。

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(ちっさ・・・!なんだかよく分からない写真に。でも人間との対比で、池の大きさが分かるということで!)

この日、ひとつ嬉しいことがありました。周辺住民の皆さんに集まっていただき、行政官も交えて完成報告を行ったのですが、行政官の発案で、牛などの動物よけのフェンスを、村の方々ご自身で設置することになったのです。

実は何度も、動物も人間も危ないからフェンスをつくった方がいいと住民の方に伝えていたのですが、皆「大丈夫だから」と取り合ってくれず、どうやって合意を形成していくか、悩んでいたところだったのです。

行政官が「この大きさはちょっと危ないからつくろうよ」と言ってくれたことで、村の中からも賛同の声があがり、私もホッと胸をなでおろしたのでした。

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行政官(左)とJVCスタッフのソマッチ(右)

集合写真撮影後は、残った方にお願いして、池の水で何をしたいか?を書いてもらいました。

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左から、「孫のために野菜を植えたい」「家族のために野菜を植えたい」「池ができて嬉しい」「ハーブを植えたい」

もともとこのため池は、水源へのアクセスが悪いけれども、水さえあればJVCが実施してきた家庭菜園研修をもっと実践できそうな方々のために掘削しているので、皆さんから「野菜を植えたい」(=池の水で水やりをしたい)という希望が出るのはとても嬉しいことです。

雨季にどれだけ水が溜まってくれるか、まだまだ気がぬけないのですが、少しずつ雨が降り始めた6月頭時点ではこんな感じです。また進捗を報告しますね!

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雨季に入って少しずつ水が溜まってきた

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フェンスの材料も着々と

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