レモングラスの初出荷!
こんにちは。カンボジアから大村です。
ため池の周りに植えたレモングラスがぐんぐん成長したので、10月に入ってから皆で収穫しました。このレモングラス、プノンペンを拠点としてハーブティーなどを製造販売されているROSELLE STONES KHMERという会社が、Demeterというハーブティーのブランドの原料として買いたい、と言ってくれました!
(3月に掘ったため池が・・・)
(10月にはこうなりました!レモングラスがワサワサしています)
ROSELLE STONES KHMERは、もともとNGO職員として働いていた日本人女性が、カンボジアの自然の恵みを最大限に利用し、生産者、雇用者、購入者全てを大切にするエシカル製品を作ろう、と立ち上げた会社です。カンボジアにはこのような、いわゆる「ソーシャルビジネス」の会社がたくさんあり、赴任して1年半、私はJVCと農家さんだけで何かをする、というよりも、このような人たちと協力しあうことで、可能性をもっと広げていけるのではないか?と感じています。
ハーブティーの原料として出荷することが決まり、先方から加工マニュアルが届いたので、さっそく加工研修を実施しました。今回は、ため池の近隣住民などに声をかけ、「やりたい!」と言った6人の方が参加しました。
(皆で世間話をしながらワイワイ選別)
(毎回熱心に研修に参加しているエイム・チェイさん)
映像にまとめているので、ぜひこちらをご覧ください。
ドライに失敗すると買い取り基準に達しないので、最後までドキドキでしたが、数日、スタッフと村の方とでしっかりとケアしながら乾燥作業をおこない、無事、出荷用のドライハーブが完成しました。今回は、私のプノンペン出張が入っていたので、ドライバーのリツさんと私が直にプノンペンの工房に納品することに。Demeterの工房の皆さん、あたたかく迎えてくれました。
(さっそく試飲をするDemeter工房の皆さん。美味しい!とのこと。よかった~)
せっかくなのでと、検品の現場も見学させてもらいました。
(ひとつひとつ手作業で、ハーブティー用の原料を選別)
無事に納品を終え数日後、預かった売上を持って村に帰ります。
(とても良い品質(全量買取)だったとの報告を聞いて、ホっと喜びの瞬間)
参加人数と参加時間で売上を分配し、皆さん「家にいながら少しでも現金が入るのは本当に助かる」「マニュアルを見ながら楽しくやれた」などの感想を残してくれました。
(家族の食費にあてます!とエイム・チェイさん)
(分配が終わった後の記念撮影!皆さんまたやりたい!とやる気満々です)
また報告しますね。
世界はあなたの小さな一歩から大きく変わります。
私たちが世界をより良くする活動は、
皆さまのご寄付・ご支援に支えられています。
日本国際ボランティアセンターでは
マンスリーサポーターや物品寄付をはじめとする様々なご支援を受け付けています。
良い世界の実現のために私たちの活動を応援してください。
JVCのことをまだ知らない、あまり知らない方はまずはこちらをご覧ください。