カドグリでの武力衝突 ―JVCによる緊急食料支援―
前回の記事にて、それぞれ異なる民族から成る武装グループの衝突があり、各集落の住民への攻撃に発展した状況をお伝えしましたが、本記事ではJVCが実施した緊急食料支援について報告します。
現地の行政機関などによる調査は、事態発生直後の混乱や人の動きが流動的な中で行われることもあり、避難民の登録数などが正確でないこともしばしばあります。活動にあたっては、こうした調査報告書を参考にしつつも、より詳細な状況調査を行う必要があるため、JVCのスタッフがヘル・ジャディーダを訪問し、家族の人数、出身地域、居住地、家の被害、帰還の意思、行政サービス(保健・医療や水)へのアクセス、支援状況、困りごとを含めた聞き取りを実施しました。
JVCが建設した幼稚園に避難している女性に聞き取りをするスタッフのサラ(写真右)
執筆:スーダン現地駐在員 今中 航
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