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日本 カンボジア

ドライハーブで大忙し!&雑誌『FRaU』掲載情報

真っ赤に咲いたローゼルハイビスカス!

駐在員の大村です。12月に入り、事業地は年に一度のローゼルハイビスカスの収穫期!真っ赤な宝石のようなお花を摘んでドライに加工し、ハーブティの原料として出荷します。

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(ビタミンたっぷり!)

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(収穫中。後ろはJVCが今年掘削した池のひとつ)

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(加工中。暑いけどマスクで、人数制限ありの研修です)

ピンクの可憐な千日紅

こちらのかわいいお花は千日紅。これも美容にいい成分たっぷりということでドライに加工、ハーブティの原料として首都・プノンペンに出荷します。

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(あたり一面ピンク色~!)

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(いらない部分だけ少し落として乾燥させます)

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(はじめて扱う素材なので農家さんもドキドキ!でも楽しみながらやってます)

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研修に参加していたご近所2人組。得た収入は新しい自転車を買う費用を貯めるのと、食費に充てるそう

ピリッとスパイシー!ターメリックと生姜

時を同じくしてターメリックや生姜も収穫どきに。こちらもビタミンカラーがかわいいです。

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こちらは生姜。カンボジアの食卓にあがることも多い食材なので、自宅で余った分を出荷に回します

Demeterの工房へ

これらのドライハーブの出荷先は、以前にも記事で紹介したカンボジア・プノンペン発のオーガニックハーブティブランドRoselle Stones KhmerのDemeter。レモングラスから始まりかれこれ1年以上取引が続いており、現在では約10種類のハーブの取引ができるようになりました!

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出荷を待つドライハーブたち。プノンペンの工房まで、公共のバスに乗せて片道5時間の旅です

先日はJVCスタッフがプノンペンの工房に出張し、原料を製品にするまでの工程を学ばせていただきました。自分たちが出荷したハーブがどのような工程を経て製品になるのかを知ることで、スタッフも村での研修方法に色々気付きがあったよう。今後が楽しみです。

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JVCスタッフのポクとソマッチ。村でハーブの加工研修を担当しています

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Demeterの皆さんに教えてもらいながら、自分たちが研修を担当したハーブをマニュアルに沿って検品

ドライハーブ研修は、空き時間につくったものが収入に繋がるということで、JVCの農業研修の中でも人気のある研修です。重さも軽く、作業も難しくないので、年齢に関わらずチャレンジできるのも魅力です。

雑誌『FRaU』掲載情報&日本でも買えるの?

さて、ハーブ出荷先のDemeterさん、現在日本で発売中の雑誌『FRaU』の「循環型社会への道しるべ。"サーキュラーエコノミー"を知っていますか?」のセクションで、取り組みが紹介されています。JVCカンボジアからも、写真をいくつか提供させていただきました。

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目印は表紙の綾瀬はるかさん。写真は公式サイトより

そして現在、日本の通販サイトで、Demeterのハーブティ各種をお買い求めいただくことが可能です~!コロナ下で流通がいつもより不安定ですが、今なら在庫がまだあるようです。年末年始のゆったり時間のおともにぜひ。ピリっとスパイシーなブレンドも多く、冬場の身体もポカポカです。原料の一部がJVCカンボジアの事業地から出荷されています。ぜひご自宅で、カンボジアの風を感じてみてください。

お求めはこちらから:https://shop.cam-bp.com

皆様、素敵な年末年始をお過ごしください。2020年もありがとうございました!

カンボジアの新型コロナウィルス情報(2020年12月25日現在)
11月末に久々に市中感染が確認され一気に警戒ムードが漂いましたが、陽性者が訪れたショッピングモールの従業員数千人規模の即日PCR検査や、陽性者の顔写真の公表(この人と接触した人はすぐ検査&隔離をするから名乗り出て!という意図で保健省がやっていました。文化の違いですね。現在は感染が落ち着いている&人権への配慮から公開を中止しています)などを経て市中感染もおさまっており、人々も通常モードに戻りつつあります。現在の感染者数は363名、死者は出ていません。世界的に見ても状況が落ち着いている国と言えるでしょう。

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