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パレスチナ

夏休みの学び~青少年向けリーダーシップ研修@東エルサレム

こんにちは、エルサレム事務所の木村です。気がつけば9月も終わり。こちらも朝晩はだいぶ涼しくなり、秋の気配を感じる今日この頃です。過ぎ去る夏を惜しむ、、、というわけではないのですが、青少年からパワーをもらうべく8月に実施した青少年向けのリーダーシップ研修についてご紹介します。

JVCでは以前ご紹介した女性向けの研修と並行して、次世代を担う青少年たちがジェンダー平等や人権などを学ぶ機会を提供しています。特に青少年向けでは講師のお話やグループディスカッションだけでなく、チーム対抗やゲームなども用いて楽しみながら学ぶ工夫もしています。

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この日はいつもの研修会場(屋内)を飛び出して、そこから20分ほどの場所にある大きな公園で研修を行いました。10歳前後の男女25名が参加し、休憩をはさみながら3時間ほど身体をつかってさまざまなアクティビティを楽しみました。

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けんけんぱ(でわかるかしら?)、スプーン玉のせ競争、縄跳びなどなどどれも楽しそうだけど、果たしてこれが「リーダーシップ」とどう結びつくのか疑問に思い、講師のハニーンさん(AWCスタッフ)に聞いてみました。

「チーム対抗でやる競技なんかは、こちらが指示しなくても自然と子どもたちはリーダーシップやチームワークを学んでいける。個別の競争なんかは、勝った・負けたという感情も先にたつけど、そういった結果・感情や頑張った過程を受け入れるというのも子どもたちにとっては大事なこと。他人を応援したり、他人の意見を聞いたりと遊びを通じて子どもたちは日々学んでいくし、成長もしていく。そういうなかで、その子らしいリーダーシップや自主性が育まれるような工夫をしていくのが私たち大人の仕事ね

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研修の最後に行った「パラシュート」というアクティビティでは、カラフルな円形の布の端をそれぞれの参加者が持ち、その中にボールが投げ入れられした。講師が「赤」と言ったら、「赤色」の部分にボールがくるようみんなで布を動かしながら調整します。単純な遊びに見えますが、それぞれが声をかけあいながら意思疎通をはかっていく必要があり、シャイな子が大きな声を出すなど各個人の主体性(リーダーシップ)が芽生えていくとか。

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最後に研修に参加した女の子にインタビューしてみました。普段は違う学校に通っているという彼女たちは、この研修を通じて仲良くなったとか。その他に研修に参加して良かったことを聞いたところ、           
*学校で学べないジェンダー研修でのグループディスカッションが楽しかった                                 *学校では大人しいが、ここに来てからはたくさんしゃべるようになった 
*自分に自信が持てるようになった                   
*早起きができるようになった(みんなで大爆笑)
・・・とこの夏でさまざまな変化があったようです。青少年の成長や吸収力ってすごいなと改めて感じました(私も頑張らねば、、、)。

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