クーデター後のスーダン現地情報
25日、軍部がハムドゥーク首相を含む暫定政府および主権評議会の文民メンバーの大半を拘束。翌26日に主権評議会の議長で軍出身のブルハン氏が、暫定政府と同評議会の解散を発表し、スーダン全土に非常事態を宣言しました。
ブルハン氏は、2023年に予定されている民政移管は行うとし、ジュバでの反政府勢力との和平協定を含め、これまでに調印した国際社会との合意は順守する意向を示していますが、軍が完全に実権を掌握し民主化の取り組みが挫折する懸念が高まっています。
また、国際社会からは、民政移管を危うくする行為だと批判があがっています。
首都ハルツームでは、多数の市民がクーデターや首相らの拘束に抗議するため、軍施設周辺に押し寄せています。これに対して軍が発砲し、デモ隊の7人が死亡、140人以上が負傷したと報じられています。
(写真)抗議デモの様子
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