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ガザ・現地パートナー団体AEIのスタッフ:7名が死傷しました

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2024年10月10日現地時間正午ごろ、JVCのパートナー団体であるAEIが別団体との支援活動を実施していたガザ中部デルアルバラフの学校がイスラエル軍に空爆されました。パレスチナ保健省によると、少なくとも28名が殺害され、92名が負傷しました。

避難所になっていたその学校では、AEIのスタッフ7名が支援活動を行っており、2名の死亡、5名の負傷が確認されています。

亡くなったスタッフの遺体は爆撃でばらばらになり、病院に駆けつけたスタッフは服から自分の同僚であることを確認したそうです。

亡くなった2名はまだ24歳と28歳でした。

AEIスタッフからのメッセージ

「彼らがした唯一のことは、自国の子どもたちが生き延びるのを助けること、そして彼らがテントに戻ったときに、自分の家族を養うための給料を得ることでした。」

「彼らは数字ではありません。みんなそれぞれに家族がいました。彼らは地域の子どもや女性たちに支援を届けていただけなのに…」

医療従事者や支援関係者を対象とした攻撃

すべての支援活動の実施場所は、国際法上守られるべき存在であり、国連や国際NGOのネットワークを通じてイスラエル軍にも共有されています。しかし、残念ながら一般市民に加えて、この1年間で少なくとも医療従事者779名、支援従事者300名以上が殺害されています。

AEI(Ard El Insan: 人間の大地)は、1984年から子どもと母親の地域レベルでの健康づくりと栄養改善を真摯に続けて来た現地NGOです。JVCは 2006年からAEIと栄養支援活動を開始しました。地域の人々からの信頼も厚く、「AEIの活動だったら」と手を貸してくれる人をたくさん見てきました。JVCとの活動も、AEIが蓄積してきた信頼と人々の助けによって継続されてきました。そして、現在のような過酷な状況下でも、AEIのスタッフは地域の子どもやお母さん、妊産婦のために力を尽くしてきました。

JVCは、亡くなったスタッフの方々への追悼の意を示すと共に、一般市民および医療従事者や支援関係者を対象とした攻撃をあらためて強く非難します。

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