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ガザ パレスチナ

【ガザ】ただ自宅で尊厳のある生活をしたいです~現金給付を受けた人々・現地スタッフの声 その2

この記事は、ガザ緊急支援として「現金給付を受けた人々の声」の続きとなります。その1はこちらからご覧ください。

マナールさん「10月7日以前、私は尊厳のある幸せな生活をしていました」

ガザ市のシュジャイーヤ出身です。10月7日以前、私は尊厳のある幸せな生活をしていました。10月7日以降に私たちは(中部の)デイルバラフに避難しました。

私たちの家が破壊されたことは知っていました。私の夫が毎日制作していた家具や木工品も破壊されました。

私たち家族の学校での過酷な日常生活のニーズを満たすほどのお金はありませんでした。水も電気もなく、ベーシックな生活や子どもたちのニーズを満たすことができずにいました。

AEIがきて、現金を給付してくれたことで本当に必要なものを購入することができました。私の息子はくる病を患っており、その治療に必要な薬を購入してあげることができ、その他の医薬品も手に入れることができました。おかげで、子どもたちの健康状態は改善しています。

戦争が早く終わり、病気せずに健康に自分たちの家に戻れることを切望しています。たとえ破壊された自宅の上にテントを張って暮らすことになったとしても。

今の生活よりはましです。

オム・ムハンマドさん「ただ自宅で尊厳のある生活をしたいです」

(ガザ北部の)ベイト・ハヌーンに住んでいました。私たちは戦争が始まったその日に避難しました。

戦争の前は、ありがたいことに幸せな良い暮らしをしていました。(避難所となっている)学校から学校へと避難を繰り返す生活は本当に大変でした。学校での生活も過酷です。

幸い、私はAEI(JVCの現地パートナー団体)の現金給付を受けることができました。私は健康に多くの問題を抱えているので必要な薬を購入しました。子どもたちのための果物なども購入しました。私の健康問題の一つは感染性胃炎でいつも悩まされています。他にも、左腕から背中、左足にかけて神経にも問題があります。

私たち11人家族は、この4平方メートルほどの小さな教室で一緒に暮らしています。世界の人々に、私たちの生活を見てほしいです。避難所の暮らしは大変過酷です。

戦争が終わり、自宅に戻れることを願っています。ただ自宅で尊厳のある生活をしたいです。10月7日以前のように。

バッシャール・アブ・ザイエド(JVCフィールド・コーディネーター)

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続く戦闘と封鎖は数えきれないほどの家族の深刻なニーズを増大させています。例えば、食料や医薬品、避難所といった基本的なものです。

そのため、AEIはとJVCはこの戦争によって影響を受けている人々に対し現金給付を行いました。現金の給付は、それぞれのニーズに合わせて「自分で選ぶ」という選択を可能にしています。

私は国際社会に対し、現行の戦争を止め、ガザの市民の苦しみをやわらげるために(政治的な)圧力をかけること、そして連帯を示すことを求めます。

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