【ガザ】「子どもに健康に良いものを食べさせたい」受け取ったお母さんの声
2024年5月末、現地パートナ―団体であるPMRS(パレスチナ医療救援協会)とともに、ガザ緊急支援として、ガザへの「乳児用の粉ミルク」配布を開始しました。(粉ミルク配布の様子はこちらの記事をご覧ください。)
粉ミルクを配布したガザ北部では飢餓状態が進み、深刻な栄養不良の問題を抱えています。
先日、粉ミルクを受け取ったお母さんの声が届きました。
6人の子どもがいるウラム・ムハンマド・フォーラさん。ガザ北部の出身で、ガザの中心部にある避難所に避難してきました。二歳以下の男の子1人も抱えています。
避難してからも食料不足と暑さで何も食べることができず、2日後に糖尿病を患っていた夫を亡くしたそうです。娘たちは缶詰ばかり食べ、腹痛や発熱に苦しんでいます。
ウラムさんはいいます。
世界には私たちに慈悲を向けてほしい。健康によい食べ物、野菜、果物、肉などを届けてほしいです。
被害を受けているのは、私たちと同じ普通の人びと。子どもに健康なものを食べさせたい、という気持ちは、私たちと何ら変わらないのです。
私たちは引き続き信頼できる現地NGOとともに、明日への命をつなぐための支援と、一刻も早い停戦に向け、諦めずに活動を続けて参ります。
皆様のご支援を受け、こうした支援を現地に届けていくことができていることに、改めて感謝いたします。どうか、今後もお力添えをお願いいたします。
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