新女性スタッフ ズバイダさん
残念ながら、前回紹介した女性スタッフが3月末で退職してしまいました...。色々な理由から、特に女性スタッフが長く務めることが難しいのが現状です。しかし、その後のリクルートの結果、6月から新たな女性スタッフが仲間に入りました!特にJVCとパートナー団体・YVOの取り組む識字事業への参加者は女性がほとんどなので、女性スタッフが必要不可欠です。
(ズバイダさんの後ろ姿)
―ズバイダさん、自己紹介をお願いします。
こんにちは。私の名前はズイバダ・アスラミと言います。サミウラの娘です。ナンガルハルに住んでいます。母、父と7人姉妹・3人兄弟の12人家族です。私の父は、警察官です。
―ズバイダさんの経歴を教えてください。
私は2016年にナンガルハル教員養成学校の英語科を卒業しました。学校を卒業する前から働き始め、いくつかの学校や機関でITを教えました。卒業後の2017年は他のNGOで働きました。一番直近では、USAIDでアルバイトをしていました。その後、このYVOでの仕事が決まりました。
―アフガニスタン以外の国に行ったことがありますか?
実は私も、多くのアフガン人のように、パキスタンで生まれ、3歳までそこで過ごしました。そこでの暮らしがとても厳しかったので、父がアフガニスタンでの仕事を得たタイミングで、家族でアフガニスタンに戻ってきました。今は治療とか、友人・親戚を訪ねるためにときどきパキスタンに行く家族もいますが、私自身は今はパスポートを持っていません。
―好きなことは何ですか?
フリータイムには、勉強したり音楽を聴いたりすることが好きです。そしていろいろな分野の知識や経験を得るために、いろんな仕事を経験したいと思っています。私は兄弟姉妹の中で一番年上なので、家族を支えて良い生活をしていくため、責任も大きいんです。
―フリータイムに勉強とは、とても熱心ですね。
実は今、YVOの仕事の前、朝5:30から大学で授業を受けています。医者になってほしいという家族の希望もあり、今、医学部で勉強しているんです。YVOの始業時間は8時なので、その時間に事務所に来ています。
―5時半から?!学業とNGOの仕事を同時にこなすエネルギー、驚きました!
ありがとうございます。YVOで働けることになり、うれしいです。一緒に長く、楽しく働けるよう願っています。
(家族と小旅行にでかけたときに撮った写真だそうです。とっても美しい光景)
世界はあなたの小さな一歩から大きく変わります。
私たちが世界をより良くする活動は、
皆さまのご寄付・ご支援に支えられています。
日本国際ボランティアセンターでは
マンスリーサポーターや物品寄付をはじめとする様々なご支援を受け付けています。
良い世界の実現のために私たちの活動を応援してください。
JVCのことをまだ知らない、あまり知らない方はまずはこちらをご覧ください。