終了事業:水アクセス向上のための「ため池」掘削
活動村6村において、簡易的な世帯別調査を実施し、結果をもとに水へのアクセスや小規模菜園の普及など、調査を通して得られた課題について対応策を検討します。
調査の結果に基づき、水アクセス向上のため、近隣の農家と共同利用のできるため池設置の必要性が認められた場合に、村人や行政との調整会議を実施のうえ、ため池を掘削します。掘削にあたり、近隣住民への使用方法のルール説明会を行政とともに実施し、また掘削後はため池が適切に使用されているか、フォローアップを行います。
近隣住民による掘削場所選定会議の実施
村長、行政との調整
完成報告会
ため池の周りに共同で作物を植える近隣住民
4か月後。収穫・加工して販売へ
過去に数回、JVCの農業研修に参加し、作物の育て方について学んできました。普段、知識を得る機会がほとんどないので、とても貴重な時間でした。自宅から水場まで距離があり、習った家庭菜園をなかなか実践できずにいたのですが、今回、自宅の近くにため池を支援してもらったので、実践を始めることができます。本当にありがとうございます。
項目 | 内容 |
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実施主体 | 日本国際ボランティアセンター カンボジア事務所 |
事業名称 | カンボジア農村における生業改善プロジェクト 延長フェーズ |
事業概要 | 昨今の気候変動による農業生産の不安定さの増大から、出稼ぎを中心とした現金収入による生計へと農家の生活が変化する中で、経済的に成功を収める人とそうではない人の格差が広がっている。社会状況の変化に適切に対処できるよう、生活のための農業や生計手段の多様化に資する活動を行うことによって、農村で安心して暮らしていける生活基盤の安定に資するよう支援する。 |
実施期間 | 2019年4月1日~2021年3月31日(2年間) |
対象地域 | シェムリアップ州チークラエン郡6村 |
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