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パレスチナ ガザ

【ガザ】10月12日:エルサレムからの速報(5日目)

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「停戦はいつなの?停戦の話は出ていないの?」

戦闘は5日目を迎え、電力供給を止められたガザでは、明日には発電所の燃料も底をつくと言われています。死者は合わせて2,300人を超えており、被害は刻一刻と拡大しています。パートナー団体のスタッフからも親戚が何人も亡くなったと大変残念な知らせを受けました。

今朝、以前JVCのガザ事業で長く一緒に働いてくれていたアマル・マスリさんから、JVC現地スタッフのアヤットに電話があり、こんなことを聞かれたそうです。

「停戦はいつなの?停戦の話は出ていないの?世界はどうなってるの?」と。

インターネットが繋がりにくくなっているガザで恐らくアマルさんはニュースを見ることができなくなっていたようです。

「大丈夫じゃないのに大丈夫と答えなきゃいけないことに疲れている」

アヤットは「どう答えて良いかわからなかった。まさか他の国がイスラエルを支援しているなんて言えないし・・・。」と呟きました。

「ガザの人たちはもう話もしたくない。世界から裏切られて、孤立していると感じている。大丈夫かと聞かれると、大丈夫じゃないのに大丈夫と答えなきゃいけないことに疲れている。」とも。

ガザの人々は停戦を待ち望んでいます。各国が一刻も早くこの戦闘を止めるために動き出すことを願います。

停戦への働きかけ:外務省に要請文を提出しました

10/11、JVCを含むパレスチナ支援に携わる日本の市民団体は、4団体合同で要請文を発出し、外務省に提出しました。

私たちは、あらゆる外交的手段を用いて、各国が調停に向けて乗り出すよう、日本政府としての最大限の外交努力を求めます。スラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止への働きかけを求めます。

詳細:日本のNGOによる外務省への要請文:イスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止への働きかけを求めます

医療物資支援を検討しています

時の経過とともにどんどんと空爆による負傷者が増える一方で、医療物資の不足により患者を断らなければならない病院が出てきています。過去にJVCが協働したことのあるガザのEl Wafa病院も、リハビリと高齢者に特化した病院であるにも関わらず、負傷者を受け入れざるをえない状況となっています。更に、近隣の建物が空爆された際に爆風で窓ガラスが割れるなどの被害を受けています。

JVCでは昨日から緊急支援のための募金を開始しており、まずはこの病院への医療物資支援を検討しています。どうか、皆様のお力を貸してください。

支援活動に関する問い合わせ先

特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)
〒110-8605 東京都台東区上野5-22-1 東鈴ビル4F
電話:03‐3834-2388  FAX:03-3835-0519
メール:info@ngo-jvc.net (担当:小林)

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