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パレスチナ ガザ

【ガザ】11月26日:エルサレムからの速報(51日目) *11月24日~一時停戦中

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11月24日午前7時、ようやく一時停戦が開始

11月24日午前7時、ようやく一時停戦が開始されました。

しかし、その直前、これまでにも増して激しい空爆が行われました。11月24日現在、少なくともガザでの死者は14,854人(うち6,150人が子ども)、負傷者36,000人、行方不明者6,800人となっています。

連絡がとれる人たちからは「We are still alive.(私たちはまだ生きている)」という返事があります。

11月15日以降、音信不通だった友人のアマルさんとやっと連絡をとることができましたが、アマルさんからは以下のようなメッセージが来ました。

ガザからの声:「本当に疲れきっています」

私は外出して、インターネットがある親戚の家に来ています。私はまだ生きています。でも、本当に本当に本当に疲れきっています。

停戦には入りましたが、恐怖を感じています。この(4日間の)後に一体何が起こるのか、とても心配です。私はインターネットや電話がつながらない間、みなさんからの言葉やサポートを恋しく感じていました。

私たちは(家がある)ガザ市に戻ることができません。自分の家がどうなっているのか見に行くことも、冬服を取りに行くこともできないのです。日本のみなさんはガザの人々を感じることができるはずです。私たちは同じ不公正な世界に住んでいるのですから。私たちは日本の人々がこの戦争を止めてくれることを願っています。

私がいるのは、避難所ではないので、私が経験していることは避難所となっている学校の状況よりもましではありますが、とてもひどい状況の中で暮らしています。水もなく、ほとんどの種類の食べ物は手に入らず、電気もなく、衛生も確保されていません。

しかし、この戦争を止めなければならないのは、食べ物や水のためだけではありません。
世界中の人にここで起こっていることを知ってもらう必要があります。

どうか、イスラエルのストーリーを信じないでください!彼らは人々を殺し、この土地の全てを奪っているのです。どうか心を閉ざさないでください。どうかこのメッセージを閉じないでください。どうかここで死にゆく人々、命を落としている子どもや女性たちのことを考えてください。

いま私たちはすべての生活を奪われています。彼らは私たちが魂を失うのを待っているのです。家も、友達も、親戚も、ステキなビーチも、質素な生活も、仕事も、希望の光さえも!

停戦中の銃撃

11月24日午前7時に一時停戦となりましたが、自分の家の様子を見に北部の家に戻ろうとしていた人々が途中で銃撃されました。何人もの人が足などを狙撃され病院に運ばれました。

また、10月7日以降初めて、ガザの北部に救援物資が入りました。しかし、依然としてガザ全土では、水・食料、燃料、医療物資など人々が生きるために必要なものが全く足りていません。そのため物価も急激に上がっています。

水不足や劣悪な衛生環境のため、脱水症状、皮膚や呼吸器の感染症、下痢症、尿路感染症、シラミなどが急増しています。

またこの間、ヨルダン川西岸地区では、イスラエル軍によるパレスチナ人への銃撃や拘禁が引き続き繰り広げられています。

これ以上の犠牲者を出さないため、人質となっている人々が解放され、ガザの人々が生活を取り戻すため、この停戦を4日間で終わらせてはなりません。JVCは永続的な停戦のため、引き続き声をあげていきます。

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パレスチナ・ガザ人道危機緊急支援(日本国際ボランティアセンター)

支援活動に関する問い合わせ先

特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)
〒110-8605 東京都台東区上野5-22-1 東鈴ビル4F
電話:03‐3834-2388  FAX:03-3835-0519
メール:info@ngo-jvc.net (担当:小林)

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