【ガザ】12月1日:エルサレムからの速報(57日目) *一時停戦の終了
世界中の市民から停戦が叫ばれる中、11月24日から続いていた一時停戦は(現地時間)本日午前7時の時点で延長が発表されず、再び戦闘が再開されています。
ガザでは子ども6,150人を含む15,000人以上の死者が出ている上、人口220万人の8割(180万人)が避難を余儀なくされ、学校や親戚・友人の家、設置されたテントなどで暮らしています。空腹や渇きだけでなく、突然家を空爆され何も持ち出せなかった人々は、寒さに震えています。狭い空間にたくさんの避難民が集まっているため、さまざまな感染症を人々が襲っています。
そんな状況が続き、人質となっている人々も残っている中、再び空爆が開始されるという非人道的な状況は許されてはなりません。JVCは引き続き、一刻も早く「恒久的な停戦」がなされるよう、国際社会の一員としての役割を果たすよう、日本政府へのはたらきかけを継続します。
現地パートナー団体PMRSとの緊急支援準備も、物資購入の段階にありますが、戦闘の再開やガザ北部がほぼ断絶状態にあることやガザ内で手に入らない物資があるなど困難が続いており、現地にいるスタッフが物資を調達できる場所を探しに奔走しています。主に避難場所における負傷者の手当や医薬品・衛生キットの配布に向け、PMRSとの調整を継続することに加え、可能な他の支援方法についても引き続き検討していきます。
ガザの友人から届いた13歳の義理の弟(アブダッラー・アイマンくん)が書いた文章をご紹介します。
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