活動の現場からREPORT

こんにちは！ 広報担当の並木です。
先日、「広報担当ってどんな仕事をしているんですか？」というご質問をイベントで受けました。せっかくなので、私たち広報担当が担う仕事の様子を、「一日のお仕事」形式でご紹介したいと思います…！

広報担当の業務内容には、以下のようなものがあります。

• • ご支援者・ご協力者の皆さまとのコミュニケーション
  • ウェブサイトやSNSでの発信
  • イベントの企画・運営
  • パンフレット、募金チラシ、年次報告書等の作成
  • ファンドレイジングキャンペーンの企画運営
  • メディア対応（取材受付、プレスリリース発信、寄稿など）
  • ボランティアの皆さんのご対応
  • 送られてくる支援物品の整理、換金など

広報グループはフルタイム・パートタイム合わせて8名体制。そしてインターンの皆さんが7名、参加しています（2023年8月現在）。様々な業務にチームで対応していくため、グループでのミーティングも毎週行います。

（パソコンでの作業が多いです…！）

私たち広報グループのスタッフの多くは、週1〜4日オフィスに出勤し、あとはテレワークで業務をこなしています。
ここでは、私の1日の動きを事例としてご紹介したいと思います！

JVCの事務所はヒノキのタイルを敷いています。
事務所についたら、分担して換気・お掃除・ゴミ出し・来客用のお茶の準備などをしています。

（2012年くらいから使い込んでいるヒノキのタイル。西粟倉の間伐材です）

広報グループでのミーティングを週1回、インターンの皆さんとのミーティングを週1回、行っています。
毎週木曜日午前は、インターンさんとのミーティング。それぞれの業務の進捗確認をしたり、手が足りていないタスクを共有したりします。

この日は、SNSのアクセス状況を分析してくれたインターンさんの報告を受け、「この良い事例は、JVC事務所全体で共有したいね」「もっと記事を読んでもらうために、こんな内容を足してみては？」というメンバーからの提案が上がりました。早速、チャットアプリでJVCスタッフに共有します。

JVCの事務所には、「これって寄付できるの？」「登録している住所を変えたい」「ボランティアに参加したい」といった様々なお問い合わせのお電話をいただいています。
担当スタッフにも確認をとりながら、特にご寄付や物品支援、ボランティア参加などについて、お電話口で皆さんとお話しするのも広報担当の仕事の一つです。この他にも、団体代表メールアドレスへのお問合せにお返事もしています。

また、事務所にいらっしゃるボランティアさんとお話しすることも。ボランティアさんは、JVCに届く物品支援（リンク）の仕分けの大部分を担ってくださっていて、JVCの活動の貴重な担い手です。作業をお願いしたり、確認したり、一緒に手を動かしたり…という業務は、一日を通して行っています。

（事務所に届く物品を細かく仕分けしてくださるボランティアOさん。
この方々なしにJVCのファンドレイジングは成り立ちません…）

JVCは12:30〜13:30がお昼休みです！ 
お弁当を持ち寄り、食べながら「この間のイベント、どうでした？」と情報交換をしたり、近況を話したり。月に1回はオンラインでご飯を食べながら雑談するランチ会もあります。

活動の成果を1年分まとめた「年次報告書」を、毎年7〜8月に発行しています。8月上旬現在、印刷前に何度も何度も確認している段階です。
デザイナーさんに提出した文章や写真素材などが、「ゲラ」という仮レイアウトの状態で、PDFデータで返ってきます。それを印刷してみて、間違いがないか、もっと読みやすくするためにどうしたらいいか、何度も読み直して赤入れをします。修正事項はスキャンし、デザイナーさんにメールやお電話で説明しています。

（年次報告書で自分が担当するページを編集中。
パソコンに貼ってあるのはJAMMINさんからいただいた「STAY HUNGRY」ステッカー）

「NGOスタッフのキャリアについて話してほしい」「パレスチナでの活動について話してほしい」といった講演の依頼を受け、本番に向けてプレゼンテーション資料の準備をします。
当日に配る資料の準備も忘れずに行います。

（パレスチナ・ガザ映画上映会でトークさせていただいた時の写真。
この日は150人くらいの来場者がいらしていました）

先日JVCにお電話とご寄付をくださった支援者さんに、お礼のお手紙を書きます。
私の場合は、お電話でお話しした時の声の感じや、かけていただいた言葉などを思い出しながら、お礼のお気持ちが伝わるように手書きしています。万年筆を使うと少し字がきれいに書けるような気がするので、中字のペリカーノ万年筆が必需品です。

お手紙を書くときは、JVCの発行したポストカードや、日本ホールマークさんからいただいたお手紙セットを愛用しています！ いつも、とても喜んでいただいています。

12月に、リタワークスさんに依頼してリニューアルしたJVCのウェブサイト。使いやすいシステムになって以前より更新しやすくなり、今はインターンの皆さんが主力になって更新作業をしてくれています。
事業担当から依頼を受けてインターンが掲載したウェブ記事に、修正すべき事項がないか、SNSに何かコメントが届いていないかなど、ネット上で巡回して確認していきます。たまに事務所やスタッフの写真をとって、「素顔のJVC」をSNSに上げることも。

（この日は素敵な差し入れが…！インターンKさんがいい感じの写真を撮ってくれました）

広報グループは保育園〜中学生のお子さんがいるスタッフが多く、16:00頃に上がってお迎えに行く人もいます。
私の場合、この日は連れ合いがお迎えに行ってくれるので、18:00に事務所を退勤。テレワークの日は18:00に退勤し、すぐ保育園に向かっています。

子どもがいるスタッフの間では、「子どもが熱を出しました…」という連絡もしばしば。「ママ／パパも無理しないで！」「代わりにこれやっておきます〜！」と声を掛け合いながら、乗り切っています…！


いかがでしたか？　NGOの広報のお仕事について、具体的なイメージにつながったら幸いです！
JVCはスタッフを募集することもあるので、ご興味がある方はぜひ採用ページをご覧くださいませ！

※2023年8月8日現在、広報担当を募集中です…！