REPORT

コリア

日朝大学生交流

活動紹介

日朝の子どもたち同士による絵画交流である「南北コリアと日本のともだち展」の発展形として、2012 年から「日朝大学生交流」を実施しています。 日本の大学生と、平壌外国語大学の日本語学科の学生が数日間行動をともにし、 日朝関係といった情勢の話や将来の夢についてのワークショップを実施しています。

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ワークショップだけではなく恋愛の話など身近な話題をおしゃべりするなど、ともに過ごしコミュニケーションを重ねることで、相手の素顔を知り「相手が想像できる」状態が築いていけるようになります。

国の未来を担っていく若者たちに架け橋をかけることで、北東アジアの平和実現への貢献を目指しています。

この大学生交流は、2018年度より「東北アジア大学生平和交流プログラム」として再スタートを切りました。 新プログラムでは、交流と勉強会がセットになった年間計画を実施し、東北アジアの平和構築に関心を持ち、主体的に寄与する人材を育てていくことを目指します。
※本プログラムは、JVCが参画しているKOREAこどもキャンペーンが実施するものです。

2021年度活動報告

活動概要

大学生・大学院生13名でプログラムをスタートし、勉強会やフィールドワークの国内活動を実施しました。少人数で はありましたが、現代においても未だに起きている在日コリアンへのヘイトクライムを今後なくすためには、なぜ加害者が生まれるのかを知りたいという参加学生の希望から、ひとつのテーマを深堀りする形で勉強会を進めていきました。

フィールドワークは、状況を見て1回だけ行う予定でした が、勉強会をオンラインで実施するなかで対面による出会いの重要性を感じ、2月には大阪、3月には埼玉で実施することができました。

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(大阪フィールドワークでは生野コリアタウンなどを訪問。地域史とともに鶴橋駅前で起きたヘイトスピーチ当日の話も伺いました)

活動地で生まれた変化

学生の感想をきっかけに、年間を通して一つのテーマを捉え、それを各回で深堀りする形で勉強会を進める中で、学生 たちが交代で発題者を担い、講師がそれを補い、その後在日コリアンのアドバイザーなどの参加も得ました。また、学生たちは、勉強会に参加するだけでなく、ともだち展を知らせる役割を主体的に担い、地域の平和づくりの発信側ともなっています。

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