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パレスチナ・ガザ
緊急支援

パレスチナ・ガザの
人びとの命をまもる
緊急支援に
ご協力をお願いいたします。

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2023年10月7日以降、イスラエルによる激しい空爆と
地上侵攻にさらされるパレスチナ・ガザ地区。
ガザ地区では2024年10月現在、すでに4万人以上の命が奪われ、
人口の90%を占める190万人もの人が家を追われて避難民となり、
極限状態の中で生活を続けています。
被害を受けているのは、私たちと同じ、普通の人びと。
そこに暮らしていた、ひとりひとりの人間です。
これ以上、何の罪もない命が奪われることがないように。
人びとの負った心身の傷が、少しでも癒えるように。
ガザの人びとを支えるJVCの活動を応援してください。

JVCのパレスチナ・ガザ緊急支援に
3,532名からの応援をいただいています

2025/3/31まで

あと20,000,000で達成

%

現在59,276,240

1stゴール60,000,000

※2024年12月10日現在

JVCに届いたガザからの声

子どもたちは近所の草を食べて
飢えをしのぎました

ガザに6人の子どもがいるAさん

私は子どもが6人いる母親です。夫は昔から鉄の棒で私をよく殴りました。ガザへの攻撃が始まったとき、私は息子を出産しました。息子を出産して数週間後、私の住んでいる地域に避難命令が出ましたが、夫は避難することを拒み、夫は家を出ていきました。

寒さの厳しい冬の間、私は子どもたちの為に食べるものを必死に探しましたが、何も見つけることができず、子どもたちは近所の草を食べて飢えをしのぎました。

避難の途中、イスラエル軍がたくさんいたので、私も子どもたちも、全員手を挙げて歩きました。長女は言いました。「ママ、心の中で祈って。祈っているのを見られたら撃たれちゃう。」

イスラエル軍(の検問所)の前を通過できた後、私は子どもたちを強く抱きしめました。

彼らは数字ではない

ルファイダ小学校で犠牲になったマフムード・アブー・タイムさん/ガイダーア・アブー・ラフマさん

2024年10月10日現地時間正午ごろ、JVCのパートナー団体であるAEIが別団体との支援活動を実施していたガザ中部デルアルバラフの学校がイスラエル軍に空爆され、AEIスタッフ2名が亡くなりました。

今回犠牲となったマフムード・アブー・タイムさんとガイダーア・アブー・ラフマさんのお二人は、大学で看護学を学んだ後、5歳以下の子どもたちの栄養状態評価を行うチームの一員として活動を行っていました。

彼らとともに働いてきたAEIのスタッフの声です。

「彼らは数字ではありません。みんなそれぞれに家族がいました。彼らは地域の子どもや女性たちに支援を届けていただけなのに...」

JVCは、亡くなったスタッフの方々への追悼の意を示すと共に、一般市民および医療従事者や支援関係者を対象とした攻撃をあらためて強く非難します。

JVCの取り組み

時の経過とともに負傷者が増える一方で、物資や燃料は不足し続けており、医療体制は崩壊しています。このままでは、空爆による直接的な死のみならず、間接的にもさらなる命が失われることになります。JVCは現地の病院や医療系NGOと連携し、これ以上尊い命が失われることを防ぐための支援を行っています。また、極限状態が続き、困窮する被災世帯に向けて、現金給付支援を準備中です。
※活動の詳細は本ページ下部の活動ブログで更新しています。

  • アドボカシー活動
    (2023/10~)

    パレスチナに関わる他団体や研究者と連携して、即時停戦への働きかけを求める提言活動を行っています。メディアや一般の人々にむけて、現地の人々の状況や声を広く発信しています。

  • 現地医療系NGOの支援
    (2023/11~)

    東エルサレムで10年以上活動をともにしてきたパレスチナ医療救援協会(PMRS)が、ガザ地区内で実施している移動診療や粉ミルク支援をサポートしています。

  • 現金給付
    (2024/03~)

    ガザに入る救援物資が不足する中、内部に残る食材などの高騰を受け、また各世帯の異なるニーズに対応するため、現金(モバイルマネー)給付支援を実施中です。

  • 母子保健
    (2024/04~)

    長年続けてきたガザでの母子保健の活動。その経験やネットワークを生かし、特に2歳以下の子どもとそのお母さんを守るための栄養支援をスタートさせました。

訪れるたびに好きになる、
ガザはそんな場所でした。

  • JVCパレスチナ・エルサレム事務所

    現地調整員 大澤みずほ

    JVCパレスチナ・エルサレム事務所

    現地代表 大澤みずほ

    訪れるたびに好きになる、ガザはそんな場所でした。


    なんといっても魅力は人。16年間にわたる封鎖により人々の暮らしは困窮し、支援に頼らなければ生活が成り立たない状態でありながらも、出会ったガザのパートナー団体やボランティアの皆さんは生き生きと活動し、JVCと一緒に子どもたちの栄養失調予防と改善に尽力してくれていました。「人の役に立てることが嬉しい」「学んだことを他の人にも伝えている」と誇らしげに語ってくれた女性たちがとても印象的で、何より魅力的でした。


    しかし、2023年10月7日以降、ガザはこれまでとは比にならないほどの非情な空爆や侵攻を受け、前代未聞の惨状です。支援もまったく足りず、人々は今日を生き延びるだけで精一杯の状況です。停戦になっても、人々が生活できる最低限の状態に復旧させるのに、一体どれだけの時間と労力がかかるのか、途方に暮れるほどの被害です。しかし、私たちは歩みを止めるわけにはいきません。


    どうか「生きたい」「平和に暮らしたい」と願うガザの人たちを共に支えてください。

未来のために、分断のない世界をつくる日本国際ボランティア
センターについて

JVCは、1980年に発足したアジア、アフリカ、中東の6ヶ国で活動する日本発の国際協力NGOです。パレスチナでは1992年から活動を行い、2002年からガザ地区で国際NGOや現地NGOと協働して、子どもの栄養改善事業などガザの人びとの自立を支援する活動を行ってきました。ご寄付の10%は管理費に充てさせていただきます。

ガザの人びとが求めているのは
「停戦」です

JVCは現地での緊急支援に加え、
停戦に向けての働きかけを行っています。

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