LECTURE REPORT

1980年代と90年代に始めた事業から見える意義 そして教訓を語りつくす

1980年代と90年代に始めた事業から見える意義 そして教訓を語りつくす

1980年の設立から40年が経過し、 時代が激しく変化する中、果たしてJVCはどのような課題に向き合い、世界のどの地域でどのような活動をすべきなのか?

一昨年から昨年にかけて、私たちはこのような問いを自らに投げかけ、活動をゼロベースで見直す「事業再編」の議論を全スタッフ参加で行ってきた(本誌340号28ページの今井執筆記事、343号巻頭の座談会記事を参照)。

その議論から見えてきた今後のJVCの方向性には、新しい国や地域での事業展開の可能性と同時に、これまで実施してきたいくつかの事業の終了が含まれている。 具体的には、カンボジア、タイ、アフガニスタン、イラクの4事業が2021年3月をもって国別事業としては終了することになった。

終了にはそれぞれの理由や背景がある。 JVC創設期から活動を続けてきたカンボジアやタイについては、できることをやり切り、役割を果たしての終了と言うことができるだろう。厳しい社会状況が続くアフガニスタンやイラクでは、現地への渡航制限や資金面での制約といった 要因が事業終了の背景にあるが、JVCが連携してきた現地NGOによって何らかの活動は今後も続けられていく。終了の理由はどうあれ、事業を閉じるにあたっては、それまでの活動の歴史からその意義や成果、失敗と教訓を見出し、 未来に生かすことが大切だ。

そこで今号から何回かにわたり、終了する事業に関わるJVCの歩みを振り返ってみたい。初回は、JVC設立から1990年代までのタイとカンボジアに焦点を当て、当時を知る大先輩たちに座談会で大いに語っていただいた。

特集 終了する事業から見るJVCの歩み (PART1)
  • 座談会参加メンバー
    岩崎 美佐子
    熊岡 路矢
    清水 俊弘
    長谷部 貴俊
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連載

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間取りから見るワーク&ライフ
vol.05 スーダン編

スーダン
スタッフの
ひとりごと
スズキが教えてくれる?自然
(ラオス現地駐在員 山室 良平)
ラオス
コネタにゅーす
活動地雑学
意外と駆け込み乗車の確率が高い!?
(コリア事業担当 宮西 有紀)
コリア
報告
  • スーダンの終わらない紛争
    終わらない紛争と、新たな争い。今、私たちに何ができるのか
    (スーダン/南スーダン事業担当 小林 麗子)
  • クラウドファンディング
    パレスチナ事業 初めての挑戦
    (パレスチナ事業担当 大澤 みずほ)
南スーダン、パレスチナ
プロジェクト一覧 2020年9月後半~12月前半 -
JVC編集部より
読者の皆さんに
お願い
モノでの支援
大掃除や断捨離で出た不用品を国際協力に生かしてください!
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ODAウォッチ 対ラオス国別開発協力方針 第28回
経済成長志向へ偏重する ODAと市民の声
(ラオス事業現地駐在員 山室 良平)
ラオス
いべんと
あらかると

2020年10月~12月

  • いべんと・ピックアップ!
    スーダン、激動の情勢と紛争下を生きる人々と共に
    (2020年度広報インターン 庄司 優衣)

スーダン
ひろば
JVCなひと

人々が当たり前に生きている経済・貿易を
(内田 聖子)

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おすすめ映画 『ミッドサマー』
アリ・アスター監督 2020年
(KOREAこどもキャンペーン インターン 佐藤たら
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【発行年月日: 2021年1月20日】

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