7/24(月)ユナイテッドピープル21周年記念『ガザ 素顔の日常』上映トークイベント@東京
ユナイテッドピープル株式会社の映画上映イベントに、広報担当の並木(元パレスチナ事業担当)が登壇します。ぜひご参加ください! 以下、主催者からのご案内を転載します。
ユナイテッドピープルのミッションの原点となったのは、代表の関根健次が学生時代に偶然、紛争地ガザ地区を訪れた時の体験がありました。行ってみると、世界のどことも変わらない、むしろホスピタリティー溢れる人々が暮らしている場所に思いましたが、話を聞くと、普通に平和に暮らしたくても、普通に夢を持ちたくても持てないような現実があることにショックを受け、世界中のすべての子どもたちが子どもらしい夢を描ける世界を造るために創業したのがユナイテッドピープルです。
7月5日でユナイテッドピープルはお陰様で21周年を迎えます。21周年を記念して7月24日東京にて、ユナイテッドピープル設立の原点となった場所、ガザ地区に関するドキュメンタリー映画『ガザ 素顔の日常』を上映し、代表の関根健次がこれまでと、これからのユナイテッドピープルについてお話します。
また、関連トークゲストとして、パレスチナ子どものキャンペーン・エルサレム事務所代表の手島正之さん、そして日本国際ボランティアセンター 広報・ファンドレイジンググループ 広報担当 並木 麻衣さんをお招きし、世界を平和な場所にするために、助けを求めている人たちのために私たちが出来ることを考えるイベントです。記念すべき21周年記念上映トークイベントに、ぜひご来場ください。
【お知らせ】
・7月22日福岡での創業イベントはこちら
「またいつ壊れてしまうかわからない束の間の平和を生きる日常。限られた自由と抑圧の中で、その運命と向き合う以外に選択肢のない人々の想いが激しく伝わってくる秀作。」
― 吉田美紀国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA) ガザ地域事務所職員
◆日時:2023年7月24日(月)19:00-21:30 (18:40開場)
◆会場:日比谷 コンベンションホール(大ホール)
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/space/hibiyahall/
東京都千代田区日比谷公園1-4 B1
◆料金:一般2,000円 学生1,000円 ※当日券は残席がある場合に販売
◆プログラム:
19:00-19:20 トーク(ユナイテッドピープル代表 関根健次)
19:20-20:52 映画上映 (92分)
20:52-21:20 ゲストトーク: 手島正之(パレスチナ子どものキャンペーン)、並木 麻衣(日本国際ボランティアセンター)
◆お申し込みは以下からお願いいたします
https://up21.peatix.com/view
◆主催:ユナイテッドピープル株式会社 共催:一般社団法人 国際平和映像祭
問い合わせ: お問い合わせフォーム http://unitedpeople.jp/contact
※イベントの3日前7月21日までキャンセルを受け付けます。それ以後は受け付けられません。予めご了承ください。
ガザは軍事的な緊張状態に度々さらされる場所
しかしここにも日常があり、普通の人々が暮らしている──。
地中海に面した美しいビーチ。サーファーやラッパーに普通の大学生たち。
あなたの全く知らないガザ地区へご招待!
東京23区の6割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約200万人が暮らすガザでは人々が貧困にあえいでいる。イスラエルが壁で囲み封鎖したため物資は不足し移動の自由もなく「天井のない監獄」と呼ばれる。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる──。
あなたはガザ地区と聞いたら、どんな場所をイメージするだろうか?「世界で最も危険な場所」「紛争地」「ミサイル」「戦車」など危険な戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。他にもタクシー内で歌う人々やあふれる想いを叫ぶ若いラッパーに、妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。
しかし現実は過酷だ。東京23区の6割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約200万人が暮らすガザの住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。イスラエルはガザを壁で取り囲むのみならず、2007年以後は物資や人の移動も制限する封鎖政策を続けており、陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれる。2014年と2018年の戦争では、多数の学校、病院、家屋、発電所などが破壊され、多くの命も失われるなど、ここには命の保証もない。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。「欲しいのは平和と普通の生活」。ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。
時間 92分 製作年2019年 監督 ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
本作はどなたでも cinemoで上映会の開催が出来ます。
ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2014年より誰でも社会課題・SDGsテーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)・コソボ事務所にて難民保護担当官、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)・レバノン事務所のモニタリング・評価担当官を経て、パレスチナ子どものキャンペーン・エルサレム事務所代表として現地の事業・事務所管理を担当。
https://ccp-ngo.jp/
日本国際ボランティアセンター 広報・ファンドレイジンググループ 広報担当。東京都出身、福岡・大阪・宮城・千葉育ち(千葉県立東葛飾高校卒)。 イラク戦争のニュースを見て「紛争下でもたくましく生きる人々の素顔を探しに行きたい」と思い、大学でアラビア語と平和構築を専攻。 "紛争地"パレスチナで暮らしてみたくなり、パレスチナ・イスラエルへ留学。 現地に友人が増え、紛争の両側で生きる人々が抱える問題に直に触れ「日本からできることは何だろう」と悩みを深めて帰国した。 卒業後はITベンチャー、経理、大学院で働き、スーダン障がい者支援NGOを経て、2013年からパレスチナ事業担当、2019年から広報/FRグループマネージャー、2023年2月から広報担当に。 現地に生きる人々の体温を伝えられるNGOでありたい、と願いながら日々活動中。
https://www.ngo-jvc.net/
ユナイテッドピープル株式会社
ユナイテッドピープルは「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに、映画買い付け・配給・宣伝・制作を行なっています。映画の上映会(自主上映会)ポータルサイト「cinemo by ユナイテッドピープル」を運営。平和コンセプトのワイン販売を「ユナイテッドピープルワイン」にて行っています。
https://unitedpeople.jp/
パレスチナ子どものキャンペーン
1986年に活動を開始した市民のNGOです。
国籍や宗教、民族にとらわれず、パレスチナと中東地域の平和を願い、そこに生きる子どもたちが希望を持って成長できるように教育・保健・福祉・農業・環境分野での支援と人権擁護を進めています。1996年に東京弁護士会人権賞を受賞。
https://ccp-ngo.jp/
日本国際ボランティアセンター
1980年に発足したアジア、アフリカ、中東の6ヶ国で活動している国際協力NGOです。ラオス、南アフリカの農村での地域開発、紛争の影響を受けるパレスチナやスーダン等での人道支援・平和構築、現場の声をもとに政府・国際機関や社会への提言活動を行っています。
https://www.ngo-jvc.net/
【緊急アクション11】11/30緊急報告会:「停戦後」のガザ人道支援に向けて〜国際協力NGOスタッフの懸念と課題〜
終了緊急開催!「パレスチナ人民連帯国際デー」シンポジウム【ガザ地区で何が起きているのか?②】映画『ガザ・サーフ・クラブ』 特別先行オンライン上映シンポジウム
終了【12/1(金)】 -官邸前アクション-ミャンマー軍を利するODAと公的資金供与事業の停止を求めます#ミャンマー国軍の資金源を断て
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