EVENT

2024年4月23日(火)19:30~21:00
知りたい系

4/23(火)10/7から半年~ガザ市民の暮らしと支援活動の現在

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2023年10月7日以降、いま尚多くの犠牲を出し続けているパレスチナ・ガザ地区。
4月で半年が経過しましたが、すでに10/7以降の死傷者は合わせて10万人を超え、直接の攻撃による死傷者だけではなく栄養状態の悪化による関連死も報告されるなど、状況は悪化の一途をたどっています。

今回のイベントでは、現在のガザの人々がどのように暮らし、どのように支援活動が行われているのか、そして日本国内での停戦に向けた働きかけなどを活動に携わるスタッフからお伝えします。

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12月の報告イベントでも、思うように支援を届けることができない葛藤を含めてお伝えしましたが、依然として状況が刻々と変わっていく状況は変わりません。
そのような中、現在JVCは現金(モバイルマネー)給付・医療機関の支援などを柱に活動を続けています。
栄養状態の悪化する中、現金給付が届いた先のご家族からは、食糧を買うことができたという声も届いてきました。

今回は、そんな現場の状況や届いている声も含めて、日頃のメディアなどの報道では知ることの難しい、現地からの声と活動の状況を、ガザでの支援活動を担当するエルサレム駐在員の大澤からお伝えします。

本当に凄惨な状況下でありながら、その中で人々がどのように生き、命をつないでいるのか?
市民たちの生活はどうなっているのか?
支援はどのように届けられているのか?
戦闘によって破壊されているだけではないガザの姿、市民たちの今をより多くの方に知っていただければ幸いです。

またJVCでは、現地での緊急支援の活動とあわせ、日本国内での停戦などに向けた働きかけにも取り組んでいます。
すぐに成果に結びつくような活動ではないですが、取り組みの内容や、実際に停戦に向けた声を届ける中で感じた感触など、東京事務所でパレスチナ事業の運営に携わりながらアドボカシーの活動を担っている小林よりお伝えします。

>>詳細・お申し込みはこちらから

イベント概要

◆日時:4/23(火)19:30‐21:00
◆場所:オンライン
(Peatixのマイチケットからzoomリンクを表示の上、ご入室ください)
◆定員:500名
◆申込:無料
(寄付つきチケットもご用意しております。
お預かりするご寄付は、JVCを通じたガザ地区での緊急支援活動に充てさせていただきます。)

>>詳細・お申し込みはこちらから


◆参加URLはPeatixにログイン後、上部メニュー「マイチケット」からアクセスください。
※zoomを利用します。ご参加者の方のお手元で、zoom上で字幕をつけていただくことも可能です。またアーカイブはYouTubeにて配信されますので、自動字幕起こし機能をお使いいただけます。

◆登壇:エルサレム事務所現地調整員:大澤みずほ、パレスチナ事業担当:小林 麗子
◆主催:特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)

※当日は30分ほど、質疑の時間がございます。
※本イベントは後日、アーカイブ動画をJVCのYouTubeチャンネルにて無料公開いたします。
チャンネル登録をしてお待ちください。

登壇者

◆大澤みずほ(日本国際ボランティアセンター(JVC)エルサレム事務所現地調整員)

北海道出身。子どもの頃にテレビで貧困や紛争などに苦しむ同じ年頃の子どもたちを見て、人々の役に立つ仕事をしたいと思うようになる。
看護師となって緊急医療支援に参加すべく、国内で救急医療に従事する。
その中で命の尊厳や個々人の人生の選択を考えるようになり、青年海外協力隊に参加、南米パラグアイの地域病院や学校で健康啓発活動などを行う。
人々が抱える問題には様々な社会的要因が複雑に関係していることを痛感し、より包括的な支援に関わりたいと考えるようになり、2018年7月、JVCへの入職に至る。

>>活動にかける想いはこちらから

◆小林 麗子(日本国際ボランティアセンター(JVC)パレスチナ事業担当)
埼玉県出身。 大学卒業後、一般企業に就職。 人種・民族問題への関心から、退職し社会学修士課程へ進学する。 2005年に他のNGOで財務会計担当の職に就き、念願の国際協力に携わるようになる。
2015年7月から現職。 紛争などによって難民・避難民となった方々に、外部者として、どのように関わり寄り添うことができるのか、学び考えながら支援活動に関わっていきたいと活動中。

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同月のイベント

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    終了
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