8/24(土) ラオスの「奪わない暮らし」と「行き過ぎた資本主義」~8年間の駐在で見えてきたこと~
JVCラオスの活動を長年応援している地球の木と、JVCとの共催で対面イベントを開催します。JVCのスピーカーは、8年に渡るラオスの駐在生活を終えたばかりのラオス事業担当山室です。
JVCがラオスで取り組んできた共有資源(コモンズ)の保全活動。経済発展を優先した大規模開発で資源が失われていくなか、自然に依拠した暮らしを営むラオスの村の住民の方々と共に、コミュニティー林や魚保護地区の設定や、森や川などの身の周りの共有資源を利用、保全する権利の強化のため、村の情報を地図や文書にまとめる活動や法律研修など、様々な活動に取組んできました。
彼らの直面する大規模開発の問題は、いき過ぎた資本主義のもたらす結果であり、私たちの日々の暮らしとも密接に関わっています。しかし、私たちがその関連性を意識する機会はあまりありません。
共催団体である地球の木は、JVCラオスの活動を広く伝えることにより、こうした途上国の実態と私たちの日常生活がどのように関連し、私たちにどのような責任があり、どのような意識変容が求められているかといった問題を共に考えるべく、国内での活動を行っています。
今回のイベントでは、ラオスの村の様子やJVCが行っている活動だけでなく、その問題と密接に関わっている私たちの暮らしや考え方まで踏み込み、自然という共有財産を、ラオスの方々と共に守っていくためにどんな意識や行動が求められるのかを考えていきたいと思います。
ラオスや国際協力、森などの共有資源(コモンズ)に関心のある方、地球の木やJVCと接点のある方のほか、はじめての方ももちろん大歓迎です。
社会を変えていくためにどのような行動が必要なのか、さらに一歩進んだ行動にむけて、一緒に考えてみませんか?
●日時:2024年8月24日(土)14:00~16:00
●場所:開港記念会館 2階9号室
(地下鉄日本大通り駅から徒歩1分)
https://www.kaikokinenkaikan.com/access/
●スピーカー:日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス事業担当 山室良平
●定員:50名
●参加費:500円
※当日会場にてお支払い。お釣りの出ないようにご協力をお願いいたします。
●お申込み:こちらのフォームよりお申込みください
https://forms.gle/ncvcisFeyMkTjB7B6
●主催者:
特定非営利活動法人 地球の木
https://ngo-earthtree.org/
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
https://www.ngo-jvc.net/
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