【緊急アクション21】9/19(木) ポリオを知る~ガザでのポリオ感染発覚がもつ意味とは~
10/7以降、ガザで続く人々の虐殺に対して、国際社会は即時停戦に向けて有効な手を打てずにいます。また人道支援の必要性が叫ばれている中で、イスラエルによる封鎖のため、その搬入すらも満足に行われない状況が続きます。
この情勢の中、国連は8月中旬、ガザで25年ぶりにポリオ感染が確認され、生後10カ月の赤ちゃんの体の一部が麻痺したと発表しています。そして子どもたちへの予防接種を行うため、戦闘の人道的一時休止の合意が発表・実施されました。
国連や様々な市民組織が動き、世界全体で根絶を目指してきたポリオ。ポリオとは一体、どのような病気であり、人々にどのような影響を残すものなのでしょうか。また、いまガザでポリオ感染が発生したという事実を、同時代を生きる私たちはどのように捉えるべきなのでしょうか。
今回の報告会では、ポリオ根絶に向け世界でワクチン接種の活動を続けてきた「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」理事の櫻田紳策さんをお呼びして、ポリオや活動についてお話を伺います。またガザ情勢を鑑みて、世界の子どもたちへのワクチン接種活動に従事されてきた立場から、情勢へのコメントをいただきます。
参加される皆様からのご質問にもお答えいただく予定です。ぜひご参加ください。
〇日時:9/19(木)19:30-21:00
〇場所:オンライン(Peatixのマイチケットからzoomリンクを表示の上、ご入室ください)
〇定員:500名
〇申込:無料
※Peatixのページ からお申し込みください。
※寄付つきチケットもご用意しております。
お預かりするご寄付は、JVCを通じたパレスチナ・ガザでの緊急支援活動に充てさせていただきます。
※事前に寄せていただいたご質問は、ご質問数が多い場合すべてのご質問に回答することは難しいですが、当日できるだけ回答してまいりたいと思います。
〇登壇者・司会
(登壇)櫻田紳策さん(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)理事)
(司会)JVCボランティア:並木 麻衣
〇主催:特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)
※当日は30分ほど、質疑の時間がございます。
※本イベントは後日、アーカイブ動画をJVCのYouTubeチャンネルにて無料公開いたします。チャンネル登録をしてお待ちください。
1955年北海道生まれ、旭川医科大学卒。東京大学医科学研究所、名古屋市立大学医学部等で感染免疫学の基礎研究に従事。2000年から2016年まで国立国際医療研究センターにて途上国の感染症対策支援に関わった。その後、関西空港検疫所及び成田空港検疫所を経て、退職後フリーランス。
国立国際医療研究センター時代に、足かけ8年間に渡ってJICA専門家としてパキスタン・アフガニスタン国境地帯でのポリオ根絶活動に従事。2021〜2022年にはパキスタンにおけるJICA予防接種強化プロジェクトに技術アドバイザーとして参加。JCVとは2001年夏からの付き合いで、2010年からJCV理事。
1984年、東京都生まれ、福岡・大阪・宮城・千葉育ち。 イラク戦争のニュースを見て「紛争下でもたくましく生きる人々の素顔を探しに行きたい」と思い、東京外国語大学でアラビア語と平和構築を専攻。 "紛争地"パレスチナで暮らしてみたくなり、パレスチナ・イスラエルへ留学。 現地に友人が増え、紛争の両側で生きる人々が抱える問題に直に触れ「日本からできることは何だろう」と悩みを深めて帰国した。
2013年7月から2024年3月まで、JVCでパレスチナ事業や広報を担当。現在は一般企業で非営利団体のファンドレイジング支援に携わりつつボランティアをしている。
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