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【緊急アクション20】10/7から1年、ガザ在住スタッフの声を通じて知る現地の今

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2023年10月7日以降、いまだイスラエルによる侵攻によって多くの犠牲を出し続けているパレスチナ・ガザ地区。10月7日で1年が経過しますが、状況は深刻さを増すばかりです。

今回のイベントでは、2024年4月よりJVCのガザ地区での活動にフィールドコーディネーターとして携わるバッシャールの声を通じて、より現地についてリアルに知っていただければとの思いで企画しました。

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(写真)ガザでの活動の様子(真ん中に映っている男性がバッシャール)

惨状の報じられるガザ。被害状況は報じられるものの、そこに生きる市民達の声を聞く機会はなかなかありません。


今回のイベントでは、事業担当の渡辺真帆からの最近のガザの状況の共有と併せ、皆さまからお寄せいただいた質問にバッシャールが回答を寄せる時間も交えながら進めていきます。

ネット状況が安定しない中ということを考慮し、事前質問の一部にバッシャールが回答を寄せる録画を撮っておいたものを活用しながら、後半の質疑応答部分でネット回線を繋ぐことができれば、その他のご質問などを彼に回答してもらう時間を設けられればと思っております。

*ネット状況は、その日や時間により安定しないため、繋ぐことが難しい場合もございます。ご理解くださいませ。その場合は、事業担当の渡辺真帆から、バッシャールとのやり取りの中でヒアリングした内容を元にお話しさせていただきます。

*バッシャールからの回答は、渡辺が日本語に逐語訳してまいります。

共に登壇する渡辺真帆は、パレスチナ留学経験があり、2018~2020年までパレスチナ事業担当として活動に携わるなど、パレスチナ問題に長期間携わってきたスタッフです。また、聞き手として、元広報担当・元パレスチナ駐在の並木麻衣も登壇。現在はボランティアとして停戦に向けた働きかけやパレスチナ・ガザの情報発信などに精力的に取組む並木からのメッセージもお届けします。

残念ながら停戦に至ることなく1年を迎えようとしている現在ですが、関心をお持ちくださっている皆さまと共に、現地のことをより深く知る時間とできればと思っております。ぜひご参加頂ければ幸いです。

詳細(お申込みはPeatixから)


◆日時:10/3(木)19:00‐20:45
◆場所:オンライン
(Peatixのマイチケットからzoomリンクを表示の上、ご入室ください)
◆定員:500名
◆申込:無料
※寄付つきチケットもご用意しております。お預かりするご寄付は、JVCを通じたパレスチナ・ガザでの緊急支援活動に充てさせていただきます。
※事前に寄せて頂いたご質問は、ご質問数が多い場合すべてのご質問に回答することは難しいですが、当日できるだけ回答してまいりたいと思います。

◆参加URLはPeatixにログイン後、上部メニュー「マイチケット」からアクセスください。
※zoomを利用します。ご参加者の方のお手元で、zoom上で字幕をつけていただくことも可能です。またアーカイブはYouTubeにて配信されますので、自動字幕起こし機能をお使いいただけます。

◆登壇者・司会
(登壇)JVCエルサレム事務所 現地駐在員:渡辺 真帆
(登壇)JVCフィールド・コーディネーター(ガザ)):バッシャール・アブー・ザーイド
(司会)JVCボランティア:並木 麻衣

※当日は30分ほど、質疑の時間がございます。
※本イベントは後日、アーカイブ動画をJVCのYouTubeチャンネルにて無料公開いたします。チャンネル登録をしてお待ちください。

登壇者プロフィール

渡辺真帆(日本国際ボランティアセンター(JVC)エルサレム事務所現地駐在員)

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埼玉県生まれ、小学校時代にカタールに住む。東京の大学でアラビア語と現代アラブ政治を学び、2013年夏から1年間パレスチナに留学。豊かな自然と生活文化、占領下で力強く生きる人々の姿に魅せられるとともに、悪意も善意も、故意も無関心も、すべてが絡まり合って構造的な不正が続く現実を目の当たりにする。卒業後は通訳・翻訳や演劇などアートの企画製作に携わる。JVCでは2015年度イラク事業インターン、2018~2020年にスーダンとパレスチナ事業の職員を経て、2024年5月に復帰。人間の強さと温かさを教えてくれたパレスチナの人々とともに歩みたい。

>>プロフィールはこちらから

バッシャール・アブー・ザーイド(フィールド・コーディネーター(ガザ))*ビデオのみの登壇の可能性あり

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ガザ出身。保健衛生をはじめとする人道支援活動に強い関心がある。幼い頃、2人の迷子の男の子が路上で必死にお母さんを探しているのを目にしたことをきっかけに、困っている人を助けたいという思いが芽生え、後に人道支援を志すようになる。これまでのキャリアで様々な国際NGOで働きながら多くの過酷なストーリーに触れ、人の苦しみを和らげ、弱い立場におかれたコミュニティの基本的ニーズを求めていくことに尽くしてきた。人権、特に健康と尊厳ある生活への権利の擁護に深くコミットしており、誰もが質の高い医療を受け、平和の中で健康で充実した人生を送る権利があると信じている。健康な生活習慣を勧め、人びとが自身の権利を主張し手に入れるためのエンパワーメントを行いたい。

並木 麻衣(JVCボランティア)

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1984年、東京都生まれ、福岡・大阪・宮城・千葉育ち。 イラク戦争のニュースを見て「紛争下でもたくましく生きる人々の素顔を探しに行きたい」と思い、東京外国語大学でアラビア語と平和構築を専攻。 "紛争地"パレスチナで暮らしてみたくなり、パレスチナ・イスラエルへ留学。 現地に友人が増え、紛争の両側で生きる人々が抱える問題に直に触れ「日本からできることは何だろう」と悩みを深めて帰国した。2013年7月から2024年3月まで、JVCでパレスチナ事業や広報を担当。現在は一般企業で非営利団体のファンドレイジング支援に携わりつつボランティアをしている。

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