EVENT

15:00〜17:30
知りたい系

2/21開催:外務省が他国軍に武器供与?! 安保3文書、もうひとつの大問題を考える院内集会@東京

開催のご報告

本院内集会について、メディアにご掲載いただきました。

◆2023年2月22日(水) しんぶん赤旗

「日本の兵器が命奪う 武器供与 JVCが危険性訴え」

また、市民メディアUPLANにより、YouTubeに全編が公開されています。

当日は一般・メディアの方々で50名ほどに参加いただき、国会議員や議員秘書の皆さまにもご参加いただきました。大きな関心を寄せていただき、誠にありがとうございました。

開催概要・告知文

96bf3809019662f40fa9aeaf0a308472-1676267753.png

12月に閣議決定された「国家安全保障戦略」において、「ODAを始めとする国際協力の戦略的な活用」と題する項目で、「ODAとは別に、同志国の安全保障上の能力・抑止力の向上を目的として、同志国に対して、装備品・物資の提供やインフラの整備等を行う、軍等が裨益者となる新たな協力の枠組みを設ける」という記載がなされました。これに基づいて、2023年度の外務省予算案では20億円が計上されています。初年度は20億円ですが、制度構築した後に規模をさらに拡大するとも言われています。

 これは、日本の「抑止力向上」を名目に、他国の軍に対して武器や軍事インフラを無償で供与するという、かつてない「支援策」です。供与する武器は日本製が予想され、日本の軍需産業に対する国家財政を使った支援という側面もあると考えられます。

 私たち日本のNGO、特に海外において人道・開発支援活動を行うNGOは、平和主義国家である日本が世界各地の人びとから信頼を得ていることを肌で感じ、時にはその「信頼」に守られて活動を行ってきました。

 しかし、「国際協力」に名を借りたこの「他国軍支援」は、自国のみならず他国を戦争に巻き込む軍事支援策であり、日本の平和主義を完全にかなぐり捨てるものです。重大な危機感を持たざるを得ません。

 今のところ、「非ODAの他国軍支援」はメディアや国会でも大きく取り上げられておらず、多くの市民は気づかないままです。この院内集会を通じて、国会議員、メディア、市民の皆さんに広くこの問題を訴えたいと思います。

 

◆内容(予定、敬称略)

<第1部> 15:00~15:50

市民社会からの問題提起 

 〇発言者

  今井高樹  日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事

  畠山澄子  ピースボート共同代表

 〇報告「武器輸出と外務省の他国軍支援」

  望月衣塑子 ジャーナリスト

 〇国会議員からの発言

<第2部> 15:50~17:30

外務省との意見交換

 ※事前に提出した質問に沿って行う予定です 

集会のまとめ

◆日時 2023年2月21日(火)15:00~17:30
◆場所

参議院議員会館 講堂

(オンラインでのライブ配信はしませんが、後日録画の公開を予定しています)

◆呼びかけ団体

日本国際ボランティアセンター(JVC)

武器取引反対ネットワーク(NAJAT)

ピースボート

◆協力団体

メコン・ウォッチ

FoE Japan

アーユス仏教国際協力ネットワーク

◆参加申し込み

https://forms.gle/6n538E6rdM6CPx3M9

およその参加人数を把握するため、フォームから事前にお申し込みただけると助かります(申し込んでいない方も当日入場できます)

◆参加費

無料

◆注意

当日は、14:40~15:00 に参議院議員会館ロビーにて通行証を配布します。

※メディア取材の方は、参加者記入フォームの「ご所属」にご記入ください。

◆連絡先

特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)  

03‐3834-2388  imai@ngo-jvc.net 

(担当 今井)

一覧に戻る

同月のイベント

  • 知りたい系
    16:30~18:00

    日本のODAによるモザンビークの農業開発事業「プロサバンナ」に関する現地調査報告と提言

    終了
2024冬募金